おはようございます。
本日は、知り合いの悲しい話から何かしら前向きな学びを得よう、の回です。
悲しい記憶を呼び覚まされるのが嫌な人は注意してください。
※プライベートなことなので、具体的な描写は濁してある部分もあるので、物足りなかったらすみません。
婚姻届の証人欄
役所で入手できる婚姻届けの場合、右側のページにあることがほとんどです。
自分で婚姻届けをカスタムした場合は、証人欄を増やすことも可能です。
私の場合は証人欄を4つに増やしました。
事実は小説より奇なり
さて、私の知り合いの話に戻りましょう。
彼には中学校の時に好きだった女性がいました。
学校帰りに話し込んで、中学生にしては遅い時間に帰ることもしばしばでした。
しかし、その女性には付き合っている人がいたのです。
当たり前のように皆が知っていたので、誰も口にすることなく、彼だけが知らない状態でした。
後にそのことを知った彼があえて気丈に振舞っている様子は、こちらがつらくなるほどでした。
時は流れ、彼も高校→大学と進学し、別の女性と付き合ったこともあったようです。
私たちも「そりゃまあいつまでも中学のことなんてな」と思っていたのですが、、、
いつだったか、彼が酒の席で酔った勢いで
「(彼にとって親友である)同級生が彼女を紹介してきたんだけど、、、」
と言い出しました。
そして、彼女の名を口にしました。
私の隣の絶対に黙らない友人が息を呑んだ音さえ聞こえた気がしました。
中学生の時の気丈に振舞っている様子を思い出させるような口調が乗り移ったようでした。
むしろ、あの時から恋愛についてはあまり変わっていなかったのかもしれません。
そして、数年後、彼の親友と彼女は結婚。
証人欄に名前を書いたときに彼が見ていた景色は考えたくもありません。
それとも本当に全く何も考えていなかったのでしょうか、、、
私が勝手に妄想しているだけで、本当に天然なのかもしれません、、、
昔の文豪の作品から最近のBSSまで、好きな人を取られてしまう、というのは普遍的な題材です。(夏目漱石の「こころ」、谷崎潤一郎の「痴人の愛」など)
しかし、もやもやしているのに関係を断たないままここまで来た人はいるのでしょうか、、、
本人に伝わらないように濁して書いても、伝わってしまいそうなくらいオンリーワンの体験な気がします。
真面目な人は損をする
彼は昔から非常にいい人でした。
一方で、嫌われたくないという思いも非常に強い人だったように思います。
その2つの特性が合わさった結果、相手の嫌がることをしたくないし、傷つきたくないから何もできない、という優しすぎるとも臆病すぎるとも言える人間が生まれてしまったのだと思います。
いいねの数で人の関心が数値化される、今の世の中では非常に生きづらいことは想像に難くありません。
私も上記のような人間だったのでその気持ちはよくわかるつもりです。
私の場合は、周りの友人に恵まれたり、
「相手は自分に関心などないのだからそれが嫌いに変わっても仕方ない」と開き直ってたくさんの人に話しかけ続けたことで、
少しだけですが、違う世界線に行くことができたのかもしれない、
と今は思います。
昔のことだから、、、
連絡しろと発破をかけるたびに、昔のことだから、彼氏だったわけじゃないし、と煮え切らない態度でした。
SNSで1度でも勇気を出して連絡を取っていれば、何か変わっていたのかもしれない、
少なくとも、吹っ切ることはできたのでは、と思うこともあります。
私は当事者でもないのに入り込みすぎですかねw
結婚願望がない
最近結婚する人が増えてくる歳にはなりましたが、浮いた話のない人は総じて「結婚願望がない」と口にするような気がします。
事実、日本の未婚率は上昇を続け、男性の場合は1/3は結婚しないところまで来ています。
結婚しても1/3は離婚します。
かくいう私がソロ活ブログを書いているように、個人の趣味も非常に充実していて結婚する必要もないかな、とは思います。
一方で、離婚しやすくなってきていることを逆手に取ったり、介護があるから、人生の刺激の一つとして、といった理由で結婚を選択するという新しい形で結婚に向かうのもありかもしれません。
恋愛は、最も努力が報われない分野なのかもしれません
いい人であっても悪い人に先を越される確率、自分に合った人と出会える確率を考えると、何か焦っても仕方ないのかもしれません。
逆に今パートナーがいてもその関係を維持するための努力も無に帰する確率が高いのかもしれません。
後悔ではなく反省をするために
よく言われる、「後悔ではなく、反省をしよう」という言葉があります。
これは、いつまでも終わってしまった過去のことを引きずって後悔ばかりしていても仕方のない、という心構えの話として語られることが多いですが、
後悔しないために、気になったことや人にはなるべく挑戦しておくべきである、と言えるかもしれません。
今回の件は、
「気になったときに挑戦できるように、時に嫌な思いをする覚悟を決め、小さな努力を積み重ねるしかない」
という想いとともに忘れようと思います。
もやもやした想いにお付き合いいただき、ありがとうございました。
記事紹介
平日に書いているブログは「ソロ活」「のんびりと自分の時間を楽しむ」という軸で書いています。
皆さんには、日々の私の失敗や経験を笑い飛ばして、楽しんでもらえると幸いです。
私個人は、前向きな学びも得ていこうと思っています。